愛車のパワー不足をきつい上り坂の連続で実感して

ドライブ中に必要以上にエンジンを吹かすのはあまり気分良いものではなく、なるべく控える様にしている私ですが、高速道路の長い上り坂を始め止むを得ない場合は加速のある後続車を先に行かせ、自らはのんびりじっくり上る方法をとり、それでもエンジンの回転を抑えようと工夫しています。
さっさとパワーを上げて上り切ってしまった方がトータルの燃費は良いという理屈は分かるのですが、想像以上の大きな負荷を車に与えてしまっている様で、避けたい気持ちが優先されてしまうものなのです。
ただそんな私でもエンジンの回転数を上げ強引に急坂を上らなければ目的地に辿り着けない事もありました。富士山・須走口の五合目がそれで、短い期間でしたが私が夏の富士登山にハマっていた頃、良く出発口に利用する須走口に至る急なつづら折りの坂を「エンジンが壊れるのではないか」という錯覚を起こす位にエンジンを吹かし上っていった記憶が蘇ってきます。
登山道入り口がある頂部に辿り着かなければ駐車場が無く、周囲も真っ暗な深夜の時間帯。それでも朝のご来光を8合目より上で迎える為にはこんな条件でも愛車を駆り、えっちらおっちら上ってゆくより方法は無かったのです。
愛車のパワーの無さを再認識すると共に、パワフルなクロカンやワゴンの強味が活かされる環境である事を実感し、車種による得て不得手の存在を思い知った瞬間でもありました。
その分帰路はひたすら麓への下り坂ですから楽なもの。登頂の緊張と下山のストレスから解放され、専門店で取り付けた高音質カーオーディオを楽しみながら最も運転がリラックス出来る瞬間でもあったのです。